自己分析のすすめ

自己分析のすすめ

自身の性格と向き合う事について考えてみましょう。

〇何故か?

投資やトレーディングの基本ルールのひとつに「”自分が知らないものには投資しない”」という考え方がありますが、大前提として、「自分自身を知らなければ自分が知らないものはわからない」、という(少々複雑ではありますが)根源的な課題に直面します。

逆に考えると、自己分析が出来ていれば、自身の強みと弱みを把握できると同時に、しっかりとした基礎固めが可能となるでしょう。

〇多くの人たちに共通する経験

「なかなか勝ちを積み重ねることができない」「ロスに対応できない」といった話を聞きます。
環境が違えば理由も異なるため安易に「○○してみては」といった助言はできませんが、殆どのケースで共通しているのは「自分に合っていない”事”をしている」という点でしょうか。

例えばシステム。

Aさんという、自身とはタイプ的に真逆の人から「私のシステムは”使える”。(有料だけど)どう?」と言われたとしましょう。

果たして、本当に“それ”は自分に合ったものなのか。
「“儲けられそうだから”」はよくある落とし穴であり、実に多くの人が「自身との相性」よりも販売トークやキラーワードで判断する傾向にあります。

正解は無いとしても、少なくとも「“自分に合っているか”」どうかの判断はできるでしょう。

結局のところ、勝っている人たちの「基準」ですら独自のものであることが普通です。その基準の上物である手法(上記システムなど)が千差万別であるのは当然であり、単に人のモノを真似したところで勝てないのは明白かも知れません。

〇プレーヤータイプを考える

どのようなアプローチで自己分析をすればいいのか。

プレーヤーには幾つかのタイプがあり、アクチュアリ、芸術家、アナリストや科学者、トレーダーといった型などがあります。

<トレーダー>
例えばトレーダーに関しては、自分の直観に基づいて行動する傾向にあり、市場のりリアクションに都度瞬発力で対応するタイプと言えるかもしれません。

<芸術家>
芸術家は、ロジカルな思考をすっ飛ばしダイレクトに抽象的な世界を描く傾向にあり、直感力と優れたアイデアで”取引”をするタイプ。

<アクチュアリ>
アクチュアリに関しては、イメージ通り確率論や統計学で勝負するタイプで、基本、数学的素養の背景と傾向が強いタイプと言えるでしょう。

<科学者やアナリスト>
科学者やアナリストは、理論を徹底的に分析し、裏付けされた確かなものだけを語り、全ての結果を注意深く検討するタイプと考えられます。

果たして、あなたはどのタイプに近いのか。

例えば、上述の”システム”の例で言うと、もしかすると(システムの内容次第ですが)アクチュアリやアナリストタイプに近いのかも知れません。

ちなみに、「芸術家なんて本当に投資やトレードに向いているの?」という意見もありますが、要は、個人として全てをハンドルできる人もいれば、チームの一員として”はじめて”光る人もいます。
また、特定のタイプが他のタイプのプレーヤーをアドバイザーにする事で”成立する”ケースもあるでしょう。
上記全てのタイプが協力しチームを形成することもあるでしょう

上記は、あくまで筆者が考える型であり、中には、いずれか1つに軸足を置きつつバランスよく他の領域をカバーしているタイプも存在します。

〇まとめ

自分を知る事により、自身に適した市場と環境、戦略と戦術がよりクリアになります。
また、自身の弱点を知ると同時に、自身に欠けている部分をカバーしてくれる人を探しやすくなります。
上記では、筆者目線で4つのタイプに言及しましたが、もしかすると別のタイプも存在するかもしれません。
また、新たな人種?を発見した際は、都度アップデートしていきます。